キャブレターオーバーホール
ヤマハVmaxの15HPのキャブです。
こんな状態。
溜まっているのは、オイルの残り。
コチラはジェット部ですが、べっとりで、ほとんどの穴がふさがっております。
一番底となるフローパンにもしっかり残ってしまっています。。。
エンジンがかからない・プライマリーを揉むと、キャブからガソリンが噴出す
などの場合は、キャブの詰まりで、最悪の場合はこうなっているでしょう。
こうなる原因ですが、シーズンオフなどで、キャブレター内にはガソリンとオイルが
混合して残るわけですが、
ガソリンは気化しますので、なくなり、オイルだけが残ります。
新しい状態ではオイルもサラサラしていますが、時間が経ちすぎるとベトベトのガム状態になり
さらには、固まり、洗浄できないことにもなり場合があります。
今回は、まだベトベト状態でしたので、
専用のクリーナーでこのようにすっかり元通りに復活できました。
低馬力だけではなく、中〜高馬力にも、まったく同じキャブが使われています。
国産の4ストロークのキャブなどは、細かい構造のため、一度詰まらせてしまうと
洗浄では直らない場合があります。
シーズンオフ前にはキャブレター内のガソリン抜きをオススメ!
低馬力のエンジンはフューエルホースを外して、エンジンが止まるまでアイドリング。
これでOKです。
中〜高馬力はホースが抜けないので、キャブの下部についているドレンからガソリンを抜きます。
とはいっても、半年くらいは大丈夫ですので、オフの間くらいはだいじょうかな。。。
気になるひとは、月1くらいでエンジン掛けて
あげるのがいいでしょう^^
1〜2年放置してしまうと、写真のようになってしまうでしょうね。
燃費はEFIや直噴のほうがいいですが、キャブはこうしてオーバーホールすれば
新品同様に復活します。僕はメンテしやすいので好きです。
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