ステーターコイル交換
マーキュリーの125HP、4シリンダーです。
徐々にエンジンが調子悪くなって、最後には全くかからないとのことで。。。
基本から、プラグのスパークチェックを。
4本ともまったく火が出ていませんです。。。
火が4本とも出ないとなると、大抵がステーターコイルがNG。
結構値が張りますが、思い切って交換!!
エンジントップの中央、フライホイールの中にあるリング状のコイル。
左側が不良品。旧型のブラックモデル。
右側が新品で、対策品のレッドステーター。
対策品ではアダプターという黒い筒状の部品が付属となります。
組み付け後、スパークチェック!
ハイ!4本ともバチバチスパークしてますね。
あとキーON時に、ホーンが鳴らないので、コチラもチェック。
モジュールが2個ありますが、奥側のウォーニングモジュール。
キーONでピーっと単音を鳴らし、他にもオイルラインの警告や
オーバーヒートの警告も、このモジュールが担当しています。
チェックの結果、モジュールは正常。
ホーンの不良だったので、新しいホーンを取り付けて完了!
そしてテストランへ。
火が正常にスパークしたせいで、キャブレター、点火時期などが再調整。
もちろん走行テストは問題なしでした^^絶好調!
でも、今度はタコメーターが・・・全く動いてなくて。。。
コレ。レギュレーターという部品で、発電された電流の制御や
タコの信号をメーターへ送っています。
メーター不良の場合もありますが、大抵はレギュレーター。
これ、かなりの初期型タイプですね。
テストの結果、やはりコチラも交換になりました・・。
オーナーさまに連絡して、部品オーダーとなりました。
在庫あるといいんだけどな〜。
続きはまた来週ですね。。。
なんて、こうしてまとめるとカンタンそうですが!
結果に結びつくまで、結構テストを繰り返して、診断していますよ。
ひどい時には、昼から夜まで、原因がわからないときもあるんですよね・・。
今回は火が出ないのを直すことで、結果がすぐ出てよかったですが
一番厄介なのは、1日通して、たまーにしかでない症状ですね(>。<)
そんなときは、診断9割、修理1割って感じですから、泣きはいりますよ〜。
なんて愚痴っても直らないんで、あしたも、次のエンジン診断します〜。
ではまた^^
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