SEEMO BOAT SERVICE

SEEMO BOAT SERVCE ブログ

SEEMO BOAT SERVICE のブログです。

吹けないOPTIMAXに決着!

ここしばらくのあいだ、原因がわからず、苦戦中でした。

f:id:SHIMO:20181004182655j:plain

ついに、決着の時が来ました。

 

症状は3000回転付近から吹け上がらず、同時にピーっと警告音が鳴る。

日を重ねるごとに、症状は出るようになっていきました。

たまに出る~時々出る~ほぼ出る~毎回出る。

 

燃料圧力は正常。エアー圧力も正常。バッテリー電圧も正常。

 

CPU診断でわかっていたことは、その症状が出るときには

「GARDIAN」ガーディアン(何かしらの制御)という項目にカウントが入っていることです。

何かしらはハッキリ教えてくれないので、その症状が出ている時のエンジンの状態を調べていくと。。。

 

決定的なおかしい項目が1つありました。

f:id:SHIMO:20181004182700j:plain

シフトポジション。。。

ギア入れてプレーニングしているのに、なぜかニュートラル。

 

OPTIMAXは空吹かしで、2500~3000回転くらいで制御がかかります。

ニュートラルで吹かしてるって判断されて、これでは制御がかかりますわ。。。

 

エンジン内でシフトポジションをモニターしているパーツはこれだけ。

f:id:SHIMO:20181004182658j:plain

シフトワイヤーのスライド部に付いているセンサー。

前回のテスト時には、正常に機能していたので、いったん見送ってましたが。

今回のピットインで完全に逝ってました。

徐々に壊れていったので、特定するまで時間がかかりました。

 

 

新しいスイッチに交換して、シフトテストすると問題なくです。

f:id:SHIMO:20181004182702j:plain

f:id:SHIMO:20181004182701j:plain

シフトポジションはインギアーに切り替わるようになりました。

たったこれだけのために、何回水辺に出張したことか^^

経験と知識と診断ツールの使い方、さらに勉強になりました。

ほんと奥が深いっす。

 

 

もう一つ、レバーボックスの中にもシフトポジションセンサーがあって、

f:id:SHIMO:20181004182659j:plain

黄色/赤のシールドです。

これがダメだと、セルモーターが回らない仕組みですので。

今回のとはちょっと違っていたかな?

念のためチェックしました。

 

古くなってくるといろいろありますね。

フューエルレールバラバラに分解しなくて良かったよ。

 

これで今週末はしっかり走ってくれるでしょう!