キャブレターは音が大事?
「週末、どうしても!!」
ということで、今週、付きっきりの急患さま。
付きっきりで、キャブレター、フューエルポンプ、点火系やら点検してました。
初日は点火系のようだったので、コイル周り点検テストしましたが
実際にスロープでテストしてみると。。。
掛かりますが、、、アイドル不調から、吹け上がらない症状。
あら?エンジンの音が。。。
この感じ、音をヒントにキャブレターまわり?と頭を切りまえました。
キャブレター、フューエルポンプ周りのOHをして、エンジンかけてみると
やけに、吹き出し?が多い。要するに、吸ったガソリンの逆流です。
吹き出しってことは、吸気のバランスがってことで、まさと思いリードバルブ。
ビンゴでした!下が掛けたリード。上が純正リード。
欠けてたのは、Boyesen社のカーボンリードでした。
しかも2箇所も。。。これでは。。。
とりあえず純正品ストックに交換して、もう一度、組み直しです。
ピット前でのテスト開始から、いいアイドリングしてましたので、いい感触^^
オーナーさまと一緒にテスト走行へ。
あとはキャブ調整でなんとか調子もよくなり、ギリギリ無事引渡しとなりましたよ。
明日、一日無事に動くことを祈ります。
今回はステーターコイル系(点火系)も初めは疑いましたが、
キャブエンジンは特に、「音」でなんとなく感じがわかります。
調子の悪いエンジンって、異音出してるんで、聞き分けが上手くいくと
取り掛かりにロスがないですね!
というわけで、明日から、予定作業の逆戻しスタートですね(;´∀`)
シーズンオフ直前は最終戦やらクラッシックやらで
作業時間が割とタイト。。。みんなこのまま無事に頼むね!