SEEMO BOAT SERVICE

SEEMO BOAT SERVCE ブログ

SEEMO BOAT SERVICE のブログです。

吹けないOPTIMAXに決着!

ここしばらくのあいだ、原因がわからず、苦戦中でした。

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ついに、決着の時が来ました。

 

症状は3000回転付近から吹け上がらず、同時にピーっと警告音が鳴る。

日を重ねるごとに、症状は出るようになっていきました。

たまに出る~時々出る~ほぼ出る~毎回出る。

 

燃料圧力は正常。エアー圧力も正常。バッテリー電圧も正常。

 

CPU診断でわかっていたことは、その症状が出るときには

「GARDIAN」ガーディアン(何かしらの制御)という項目にカウントが入っていることです。

何かしらはハッキリ教えてくれないので、その症状が出ている時のエンジンの状態を調べていくと。。。

 

決定的なおかしい項目が1つありました。

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シフトポジション。。。

ギア入れてプレーニングしているのに、なぜかニュートラル。

 

OPTIMAXは空吹かしで、2500~3000回転くらいで制御がかかります。

ニュートラルで吹かしてるって判断されて、これでは制御がかかりますわ。。。

 

エンジン内でシフトポジションをモニターしているパーツはこれだけ。

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シフトワイヤーのスライド部に付いているセンサー。

前回のテスト時には、正常に機能していたので、いったん見送ってましたが。

今回のピットインで完全に逝ってました。

徐々に壊れていったので、特定するまで時間がかかりました。

 

 

新しいスイッチに交換して、シフトテストすると問題なくです。

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シフトポジションはインギアーに切り替わるようになりました。

たったこれだけのために、何回水辺に出張したことか^^

経験と知識と診断ツールの使い方、さらに勉強になりました。

ほんと奥が深いっす。

 

 

もう一つ、レバーボックスの中にもシフトポジションセンサーがあって、

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黄色/赤のシールドです。

これがダメだと、セルモーターが回らない仕組みですので。

今回のとはちょっと違っていたかな?

念のためチェックしました。

 

古くなってくるといろいろありますね。

フューエルレールバラバラに分解しなくて良かったよ。

 

これで今週末はしっかり走ってくれるでしょう!

 

 

 

 

 

 

 

ヒッチメンバー取り付け ランクル200 からのEAGLE205

ランクル200ZXのヒッチメンバー取り付け!でした。

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こちらも配線を引き出ししておいてくれたので、サクッとおもったより早く完了!

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フロントはモデリスタスポイラー付き、リアはノーマル。

これが流行りみたいですね^^

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ピッタリフィット!流石です。

 

 

お預かりしていたトレーラーの車検、

エンジンのオイル交換などを済ませておいたので

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取り付け当日、お引渡しでした。

なかなか忙しくて乗れていなかったというOさん、これでまた行けますね!

 

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ガラスコートメンテで、スポット(水滴の跡)もなくなって

ヤバイですねヽ(*´∀`)ピカピカっす。

 

 

 

パワーポール修理やら、ULTREX取り付けやら。。。

今週はとにかくバッタバッタしてました。

パワーポールのホース交換が2艇続けて入ってたり、

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こちらは別のパワーポール、こちらも破裂のため、新しいホースへ交換!

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タンク周りも分解、まるごと洗浄して、新しいオイルに入れ替えです。

油まみれです(´Д⊂ 

 

 

 

ライブウェルポンプを2個ともリニューアルして、

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ビルジポンプも新しいものへ交換しました。

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こちらは根元から折れたパワーポールのスパイク、保証で新品に!

強い負荷を掛けないように気をつけましょう!

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最近はミドルサイズのボートにも人気のULTREX!80ポンド。

プロペラはKIPAWAへ変更です。

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トレーラーにはステップをオリジナルで作成。

ステンレス製なのがいいですね!

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本日お引取りでしたが、昨日なんとか終わりました。ふう。。。

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新しいギアを取り付けて早速出かけて行かれました^^

 

 

今日は4艇ほどお引取りがあったので、朝からバタバタとお引渡し。

 

他にも車検、オイル交換などなど、なんとかクリアしました。

目が回るような1週間。。。我ながら頑張った!

 

一息つきたい感じですが、シーズンオフまでまだ気が抜けないですね!

正直ね、もう少しね、ゆっくりやりたい。

慌てると、作業も雑になるんでね。。。

 

さ、気を取り直して、次のボートカモーン!

 

 

 

 

 

プラスマイナス逆接には注意してください!

ヤマハの225HPのエンジンですが、ちょっとしたミスで、電装パーツが焼けてしまいました。画面中央の黒くなっているのがそれです。。

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エンジン用バッテリー入れ替えのときに、プラスとマイナスを逆につないでしまいフューズを飛ばしてしまう、、、たまにありますよね。僕も過去にやりました。

 

 

ボルテージ(電圧)レギュレーターと言われるパーツですが

みなさんのエンジンにも付いていますのでね。

簡単に言うと、電圧を制御してくれるパーツです。

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右側面の電装パーツ、全部取り外して、不良箇所を探します。

今回は、バックパネルとレギュレーター本体、カバーだけでなんとか済みました。

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これがレギュレーターの側面ですが、熱を持ちやすい部品のため、冷却水が回る仕組みになっています。冷却水のテストもしましたが、そちらはOKでした。

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なんだかなんだで2時間くらい?ガサガサ組み付けして完了!

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今回、溶けてしまった部品たち。。。

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カバーパネルも新しくなって、これで元通りです。

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逆接してしまった場合、FUSEが切れるだけで済むこともありますが、

レギュレーターまで逝ってしまうと、

走行中の充電圧がオーバーしたり、充電しなかったり。

魚探や電圧メーターで、走行時、その辺をチェックしてみるといいかもですね。