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オイルタンクからの警告音!

マーキュリーの90HPのオイルタンクをメンテ中です。

 

 

オイルタンクを外す時は、アンダーカウルを外して、

セルモーターのステーを外して、入ったオイルを抜かなくては外せません。

 

取り回し間違えると、大量のオイルをこぼしますので、注意が必要です!

今回は、一滴もこぼさず外せました( `ー´)ノ

 

 

 

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90HPはエンジンカウルの上からオイルを注入するタイプ。

 

キーON時に、「ピーッピーッピーッ・・・・」の断続音。

いわゆる、オイルのレベルセンサーからの警告音ですね。

 

 

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オイルタンクの真下には、このレベルセンサーが付いています。

たいていは、このレベルセンサーで直りますが、

今回はレベルセンサーではなく、

タンク内部についているフロートの不良だったようです。

 

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上から覗いたら、一番下に見える、丸いのがフロート。

 

劣化で、オイル入れてもフロートしなくなったりして、

オイルが入っているのに、警告音がなんてことになりますね。

 

フロートガ軸に引っかかっていて、なんてこともあります。

叩いて一時的にしのぐこともできますが~早めの交換をオススメします。

 

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そしてフロートのみは交換できないので、タンクごとの交換になります。

 

あと、オイルの入れすぎにも注意!

満タンちかくまで入れてしまうと、チルトUPしているときに

注ぎ口からオイルがにじんできますので、オススメは70%くらいです。

 

 

古いエンジンのオイルタンクは、内部にドロッとした不純物などがたまり

フローとの動きを悪くしていることもあるようです。

 

警告音が鳴った時は、 その場ですぐお電話くださいね。

症状を確認していただくことで、修理が早く済むこともあります。

 

最近、警告音トラブルの報告が多いです(^-^;